ボーイは社会保険に入れる?将来の不安を無くす福利厚生を受けよう!

この記事を読んでくれている人の中には、ボーイが社会保険に加入できるのか、または、自身の将来に対する不安に思う人も多いはず。
これからボーイとして働いてみたい、やりがいを持って仕事に臨んでいるけど安心してこの職業を続けられるのか疑問を抱く人もいるんじゃないかな。

今回は、そんな人達のためにボーイが社会保険に加入できるのか、あると嬉しい福利厚生について解説していくよ。

ボーイとして長く活躍したいと考える人は特に参考にしてみて!

社会保険とは?

社会保険っていうのは、僕達の様な労働者達の生活を守ったり、安定して働ける労働環境を整備するために国が設けた制度。

主に以下の4種類の保険の総称だとイメージしてほしい。

  1. 厚生年金保険:退職した後に一定額の収入を保証するための制度
  2. 健康保険:病気やケガをした際に安心して医療を受けるための制度
  3. 労災保険:勤務中や通勤中に発生した事故やケガなどに備える制度
  4. 雇用保険:失業中の生活費や再就職などを支援する制度

これらの社会保険があることで僕達は安心して働くことが可能で、いざという時にも備えることができるんだ。

社会保険が無いとどうなる?

社会保険が無いキャバクラに勤めると以下の様なデメリットがあるよ。

  1. 失業給付金がもらえず再就職などにも影響が出る可能性がある
  2. 通勤中や就業中に事故やケガに遭っても保証がない
  3. 国民健康保険に加入することとなり、病気などの際に傷病手当金を受け取れない
  4. 国民年金のみの加入となり将来もらえる年金額が少なくなる

将来への備えやいざという時のためにもやはり社会保険には加入しておきたいね。

ボーイは社会保険に入れる?

社会保険は、以下の条件を満たしていればボーイも加入することができるよ。

  1. 週の所定労働時間が20時間以上であること
  2. 月額賃金が8.8万円以上であること
  3. 学生でないこと
  4. 勤務期間が1年以上であること
  5. 従業員数が501人以上であること(労使間での合意があれば500人以下でも加入できる)

正社員のボーイとして働くのであれば、キャバクラ側が一定の条件下で雇用契約を結べば社会保険に加入できるね。

一方で、アルバイトでボーイとして働くなら、勤務時間が週20時間以上であれば雇用保険に、週30時間以上働くなら厚生年金と健康保険それぞれに加入させる義務が発生するね。

ただし、キャバクラ側がしっかりとした店舗運営をしていないと加入できないから注意が必要だよ。

まだまだ社会保険に入れないお店もある

せっかくボーイになるのであれば社会保険に加入して安心して働きたいってのが本音だと思うけど、それが認められないお店も正直沢山あるんだよね。

例えば、お店の運営会社がきちんとした営業許可を取得していなかったり税金の納付とかを怠っていた場合。

いい加減な会社が社会保険に加入できないってのは想像に難くないよね。

あと、キャバ嬢と同様にボーイも個人事業主扱いで働くお店もまだまだ多いってのも現実かな。

その場合は個々で健康保険に加入したり確定申告をしないといけないんだけど、手続きを怠ると収入が反映されずに無職扱いされて社会的信頼を失ってしまうこともあるから要注意だね。

ボーイが社会保険に入る為のチェックポイント

ここからは、ボーイが社会保険に入るためのチェックポイントについて解説していくよ。
社会保険に加入しながら安心して働くためにも是非意識してみてほしい。

お店の運営会社を調べてみる

社会保険に入る上でまず気を付けたいのが、お店の運営会社を調べること。
ネット検索で母体会社を調べてみても全く情報が出てこないお店も結構あるんだよね。

将来的なことを考えたり、社会保険に加入してしっかりとした保証を受けたいのであれば大手のキャバクラを選んだ方が賢明かな。

中には求人に社会保険完備って記載しているお店もあるんだけど、それを鵜呑みにすることなく実際に面接で確認することも大切だよ。

お客さんとして来店してみる

働きたいキャバクラがあるなら、実際にお客さんとして来店してそのお店の質やサービスをチェックすることもおすすめかな。

  1. ボーイや黒服のエスコートは適当でないか
  2. キャバ嬢達にしっかりとした教育が施されているか
  3. ぼったくりをする様な悪質な店舗ではないか

この辺りは最低限見ておくべきだね。
特に、ボーイやキャバ嬢の対応の良し悪しはそのお店の体制にしっかりと反映されるから意識してチェックしてみて。

面接の時に身分証の提示を求められたか

面接に行った際に身分証や履歴書の提示が求められないキャバクラが稀にあるんだけど、そうしたお店に入店するのは考えものだね。

身分証とかの提示を求められないキャバクラっていうのは、ボーイを雇ってもすぐに辞めてしまうから誰でも良いから採用したい、社会保険等の加入手続きをきちんとしていない可能性がある。

一般的なキャバクラであれば公的手続き等の関係で最低限の個人情報が必要になるはずだから、ここでそのお店が健全かどうか判断してみるのもポイントだね。

ボーイがあると嬉しい福利厚生

福利厚生には企業の負担が義務付けられている「法定福利」と、お店それぞれが独自に定める「法定外福利」の2種類がある。

大手のキャバクラほど法定外福利が充実する傾向にあって、せっかくボーイとして働くのであればそんな従業員思いのお店を選びたいよね。

ここからは、ボーイにとってあると嬉しい福利厚生を2つ紹介するね。

住宅手当、寮完備

ボーイにとって嬉しいのが住宅手当や寮完備といった福利厚生。

上京などで住まい探しが難航している人であっても寮に住みながら働けるのがボーイのおすすめポイントだよね。

ほかにも、お店に近いマンションとかなら住宅手当を出してくれるキャバクラもあったりするよ。

人が生活する上で必ず必要になるのが居住費だし、少しでも安く済ませられるならそれに越したことはないね。

社員旅行

ボーイにとってあると嬉しい福利厚生といえば社員旅行。
プライベートではなかなか行けない様な観光地に無料で遊びに行けるのが魅力だね。

ボーイは職業柄昼間は寝ていることが多いんだけど、旅行中はアクティブに過ごして気分転換もできるから人気の高い福利厚生だよ。

あと、社員旅行があるキャバクラっていうのは、ボーイ達を労ったりスタッフを大切に思うお店ってことだから、そういう意味でもおすすめしたいね。